

ポルトガル語でjubaoと呼ぶ「上衣」の特徴は立衿である。高い立衿は立派な見た目と頸部の保護という利点のため、和服の衿を立衿に仕立てることが流行した。鎧下着や陣羽織など、ほとんどの武装に立衿を採用したほか、鎧の頸部にあてる「衿回し」という立衿形式の装具もつくられている。
武士たちは南蛮服ジュバンの上に和服を重ね、衿もとからビロードなどの派手な立衿を出して異国風をてらった。和服の下にジュバンを重ねているうちに、じゅばんが慣用語になったと考えられる。また異国風を装うもっとも簡単なものとして和服に襞衿をつけることが、当世風のファッションだった。
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