染織と衣



黒地扇模様更紗裂(扇手)
東京国立博物館


黒地扇模様更紗裂(扇手)の画像

当時、舶来した更紗の中でも彦根藩井伊家に伝来される総数約450枚の更紗はとくに注目されるもの。そのほとんどはインド更紗。しかしその中に、日本人の好みを意識してつくられたものもある。インド更紗では、樹木、ペーズリー、ヒンズーの神々、鳥や虎などの動物などのモチーフが主で、単独あるいはそれらの組み合わせで描き出す模様には当地の宗教観をともなうものが多い。しかしそうした純粋なインド更紗と日本市場を意識した更紗との間には明らかな違いがみられる。

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解説:更紗小袖摺箔



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