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相撲と弓取り式
さて、正月と言えばもうすぐ大相撲の初場所が開かれますが、信長が好んだもののひとつに、相撲があります。取り組みの最後に行なわれる「弓取り式」は、そもそも元亀元年(1570)、安土の港町常楽寺の相撲会がきっかけで始まりました。近江の近郷近在から集まった力自慢のななから、優勝した宮居眼左衛門に、褒美として信長秘蔵の「重藤の弓」が与えられ、これが弓取りの始まりとなったのです。またこのとき、信長はふたりの力士を召し抱えましたが、以後、近世大名たちが抱え力士を持つようになった嚆矢でもあります。信長はこのほかにも、安土城や二条城でも頻繁に相撲会を催し、多くの観戦招待者を集め、その数も千人、多いときには千五百人を数えたと言います。
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