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戦闘時の役割分担
どんな組織でも役割分担が明確に決められ、それぞれが十分に機能しなければ、大きな成果を挙げることができないのはいつの世でも同じです。そして、これを指揮するリーダーたちの力量如何によって勝利するか敗れるか、といった事実もまた昔も今も変わらない基本原理でした。それでは戦国時代、戦闘時におけるリーダーたちの役職にはどういうものがあったのでしょうか。
「総大将」は文字通り全軍を統轄するリーダーのなかのリーダーで、「副将」が補佐しました。「先手大将」は真っ先に敵に当たる先鋒隊の大将のことで、「軍大将」はその日の合戦を任された指揮者をさします。「武者大将」は合戦のときに臨時に任命され、全軍の武士を統率する重要な任務でした。「足軽大将」は十数人ずつに分かれていた足軽各組の統率役でした。「旗大将(旗奉行)」は全軍を象徴する旗を管理し、合戦のときは大将のもとで旗を死守しました。このほか、槍組を指揮する「長柄大将(槍奉行)」、弓組を指揮する「弓大将」、鉄砲組する「鉄砲大将」がいました。また、「軍師」は戦術や作戦を担当しましたが、ときには軍法の制定にも関わりました。
映画やテレビを見ていると、ただがむしゃらに戦っているように見える合戦も、こうした組織や役割分担に基づいて行なわれていたことがよくわかります。
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