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戦国武将のたしなみ
今日の厳しいビジネス社会の状況は、あたかも戦国時代的様相を呈しているといっても過言ではありません。上昇志向の旺盛な人に限らず、英会話をはじめ各種の資格試験の取得に生き残りをかける、というのもあながち大げさな表現ではないようです。
さてここで突然話題を転じ、戦国時代の武将たちというものは、教養や趣味を含めた「たしなみ」をどの程度身につけていたのか、また求められていたのか、ちょっと調べてみることに致しましょう。島津義久の家来に、老中を務めた井上覚兼という教養人がいますが、その心得書によると第一に挙げられているのは意外にも和歌と連歌で、前者の場合はとくに『古今集』が筆頭になっています。次ぎに礼儀作法に関する「有職」と、手紙の書き方である「書札礼(しょさつれい)」が必須とされていますが、これらは順当なところでしょうか。第三として、馬術、弓術、剣術とつづき、さらに鷹狩り、蹴球、鵜飼い、釣り、狩りなどを挙げていますが、さしずめスポーツをして体を鍛えよ、といったところだと考えられます。
なお、狩りには鹿・猪・雉・雁・鶉など対象もいろいろあったようです。織田信長も狩りを盛んに行ないましたが、実戦訓練の場として大いに奨励されたようです。いずれにしろ、出世するためにさまざまな教養が求められのは、いつの時代でも変わりないようです。

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