関ヶ原日記
×月×日
関ヶ原合戦後、多くの公家や僧侶たちが徳川家康のもとをおとずれました。1587年、豊臣秀吉のバテレン追放令によって表だった活動をひかえていたイエズス会の宣教師たちも家康に接触しています。家康が大津にいたころ(9月20〜26日)、修道士がたずねると、家康は上機嫌で、修道士が持参した瓶詰の食べ物を賞味し、葡萄酒も飲んでいます。家康の大坂入城後(9月27日〜)、先ずオルガンティノが訪問、続いて長崎からロドリゲスが上坂してきました。この時ロドリゲスは、家康から、京都・大坂・長崎の修道院を認める書状を入手しました。キリスト教の布教が是認されたと同然、と宣教師たちは喜んでいます。しかし、翌年には家康のキリスト教政策は秀吉時代の水準にもどってしまいました。
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