関ヶ原日記

5月17日
前田利長の母、芳春院が人質として伏見をたち江戸に向かいました。(1月23・24日参照)
出発にあたり、芳春院は「侍は家をたてることが第一である。自分は年をとっているし、覚悟もできている。この母を思うがために、家をつぶすことがあってはならない。つまる所は我らをば捨てよ」と利長に伝言させたといいます。彼女が人質の境遇をまぬがれたのは、1614年6月、68歳の時でした。同年5月には利長が没し、江戸から加賀に帰った芳春院が真っ先にしたことは、息子・利長の墓参りでした。

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