[ウェブマガジン] WEB MAGAZINE vol.014



第1回「和紙の里美濃町と美濃和紙の歴史」


01 水に育まれた和紙の里
02 豪商が軒を並べる卯建(うだつ)のまち
03 春の訪れを告げる「美濃まつり」
04 正倉院に残る最古の紙
05 大矢田の紙市
06 家康の采配に使われた紙
07 近代以降の紙業界の変容
08 美濃和紙の里会館


近代以降の紙業界の変容

明治以降、紙の需要は増大し、技術改良と機械化が推し進められますが、美濃でいちはやく紙の海外貿易に目を向けたのは武井助右衛門たちでした。ヨーロッパで開催された万国博覧会で注目を浴びた典具帖(てんぐじょう)、薄美濃といったきわめて薄い紙を中心に、盛んに輸出が行なわれました。   戦後は機械化と生活様式の変化のため、手漉き和紙は年々減少し、最盛期(1918年)の生産者数の1パーセント以下になってしまいました。現在は60人ほどが手漉きの特徴を生かした美術工芸紙、根強い需要のある書院紙など特定製品を用途に応じて生産しています。



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