[ウェブマガジン] WEB MAGAZINE
vol.015
第1回「和紙の里美濃町と美濃和紙の歴史」
01 水に育まれた和紙の里
02 豪商が軒を並べる卯建
(うだつ)
のまち
03 春の訪れを告げる「美濃まつり」
04 正倉院に残る最古の紙
05 大矢田の紙市
06 家康の采配に使われた紙
07 近代以降の紙業界の変容
08 美濃和紙の里会館
家康の采配に使われた紙
さらに1600年、 関ヶ原の合戦において美濃紙は一躍その名を挙げました。武儀郡御手洗
(現・美濃市)
の彦左衛門らは、戦いに臨む徳川家康に、采配に使う紙の調達を申し付けられたのですが、戦いはみごと東軍勝利に終わり、武運を呼び込んだとして以後、「御紙漉屋」を名乗ることを許されました。
そして美濃紙は江戸幕府の御用達となり、保護を受けて多彩な上級紙を漉いた結果、ますますその名は高まるばかりでした。
幕末には、美濃第一の豪商と称される小森彦三郎や尾張藩の藩札を漉いた武井助右衛門など、有力な紙問屋が活躍しました。
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