市内には、こうしたメーカーの工場にまじって陶芸作家の個人工房も点在しています。また町中から少し離れた高根山のふもとには、若手作家のために市が開いた美濃陶芸村があります。
「一陶窯」を主宰する中島一耀(いちよう)さんは地元出身で、泉町九尻から昭和60年に陶芸村へ移ってきたそうです。長い伝統をもつ美濃焼、そのなかでも特に志野の魅力にひかれ、その味わいを追求しつづけている俊英作家のひとりです。
木立ちに囲まれた広々とした敷地に入ると、すぐに大量の薪を積み上げた窖窯(あながま)が見えます。電話一本で突然お邪魔したにもかかわらず、中島さんは気さくにいろいろ話してくれました。話の合間に、志野焼の茶碗でお茶をいただきましたが、大ぶりな作品は見た目よりずっと軽いのでびっくりしました。
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志野茶 径12×高8.5cm
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