[ウェブマガジン] WEB MAGAZINE vol.012



第4回「現代のやきもの事情」


01 やきもの生産の中心地・土岐
02 流通拠点の卸団地
03 美濃陶芸村の「一陶窯」
04 窯焚きの難しさ
05 志野の魅力
06 まぼろしの「汽車土瓶」
07 駄知・どんぶり会館


美濃陶芸村の「一陶窯」

市内には、こうしたメーカーの工場にまじって陶芸作家の個人工房も点在しています。また町中から少し離れた高根山のふもとには、若手作家のために市が開いた美濃陶芸村があります。
「一陶窯」を主宰する中島一耀(いちよう)さんは地元出身で、泉町九尻から昭和60年に陶芸村へ移ってきたそうです。長い伝統をもつ美濃焼、そのなかでも特に志野の魅力にひかれ、その味わいを追求しつづけている俊英作家のひとりです。
木立ちに囲まれた広々とした敷地に入ると、すぐに大量の薪を積み上げた窖窯(あながま)が見えます。電話一本で突然お邪魔したにもかかわらず、中島さんは気さくにいろいろ話してくれました。話の合間に、志野焼の茶碗でお茶をいただきましたが、大ぶりな作品は見た目よりずっと軽いのでびっくりしました。
 
志野茶 径12×高8.5cm



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