[ウェブマガジン] WEB MAGAZINE vol.011



第3回「五斗蒔(ごとまき)街道 −美濃焼の源流を辿って−」


01 五斗蒔街道の古窯群
02 土岐市美濃陶磁歴史館
03 多彩な織部の世界
04 元屋敷古窯跡
05 陶祖・加藤景延(かげのぶ)
06 美濃焼伝産会館と陶芸村
07 豊蔵資料館


土岐市美濃陶磁歴史館

まずは目の前の美濃陶磁歴史館を訪ねてみましょう。ここにはすぐ近くの元屋敷窯跡からの出土品を中心に、市内の窯跡からの出土品が展示されています。
こぢんまりとした建物に入ると、美濃桃山陶の歴史を順に紹介する第1展示室があります。ここには、瀬戸黒、黄瀬戸、志野など大窯で焼かれた製品から、連房式登り窯で焼かれた最盛期の織部や御深井(おふけ)製品までが並んでいます。これらは出土品
  とはいっても陶片ではなく、補修して完品の形をとったものばかりです。またひと口に織部といっても、さまざまな種類があるのには驚かされます。
第2展示室は桃山陶前後の製品を、その流れに沿って展示しています。
重ね焼きしてくっついてしまった茶碗の失敗作や窯道具の出土品もあります。また最近の発掘調査の成果を知ることができます。


美濃陶磁歴史館 織部扇面蓋(元屋敷窯)
25.2×高5.4cm
美濃陶磁歴史館蔵
青織部角鉢(南蛮人)
(元屋敷跡出土)
径28.8×高7-8.5cm 
個人蔵
志野織部向付(元屋敷窯)
径8.5-12.7×高4.7-5.2cm
美濃陶磁歴史館蔵

01- 02- 03- 04- 05- 06- 07
バックナンバー