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さて、この資料館は頭に「岐阜県」とついていますが県立ではありません。東濃西部三市一町(多治見市、土岐市、瑞浪市、笠原町)の出資による財団法人で、この地域で生産された古陶磁器から現代の作品までを展示する、東濃最大の陶磁器専門資料館なのです。昭和25年、県下唯一の陶器陳列館として発足、その後数回の移転を経て現在にいたっています。ここでは昭和初期の美濃古窯発掘ラッシュで荒廃する窯跡に憂慮をおぼえた、多治見工業高校の故高木康一教諭が収集した資料性の高い陶片コレクションも受けついでいるそうです。
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竹を配した広い中庭が美しい回廊式の館内には、古代から近世まで時代の特色を追った展示室「美濃焼千年の流れ」、志野、織部、黄瀬戸、瀬戸黒、天目など、侘び茶の施釉陶器を展示する桃山展示室、近代の作品をならべた磁器展示室、人間国宝など多数の著名作家の作品がならぶ現代陶展示室にくわえ、年4、5回の特別展を開催する企画展示室があります。また出土した多数の陶片なども所蔵している関係で、これらを触ってみることのできる展示も企画されているそうです。

岐阜県陶磁資料館の中庭
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