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[ウェブマガジン] WEB MAGAZINE vol.010

「東濃のやきもの」シリーズ 第2回「美濃焼の歴史」


01 美濃の土の特徴
02 岐阜県陶磁資料館
03 「せともの」と美濃焼
04 桃山陶以前の美濃のやきもの
05 多様な個性をかたちづくった桃山陶
06 盃と窯元の町・市之倉
07 洋食器の町・滝呂



美濃の土の特徴

多治見の市街地から東に車で約10分の丘陵地に、岐阜県陶磁資料館があります。周辺は散策道や作陶施設がある「安土桃山陶磁の里」になっていて、小高い丘の上の休憩所から見わたすと、眼下には白い地肌の採土場が広がっています。この白い土は雨にぬれて蛙の目のように光ることから蛙目(がいろめ)粘土などと呼ばれ、瀬戸から美濃地方に多く埋蔵されているそうです。この粘土は細工がしやすく、鉄分をほとんど含まないため地肌の白いやきものをつくることができます。白い地にいろいろな色の絵をつけたり、うわぐすりをかけたりして多彩なやきものを作りだすこともできます。   このような良質な粘土だけでなく、山地を背後にひかえ、燃料となる木も手に入りやすかったこの地域は幹線道路も通リ、流通手段にも恵まれていたため、全国的にも有名なやきもの産地として発展していったのです。


東町の採土場



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