[ウェブマガジン] WEB MAGAZINE vol.005



第2回「和傘の歴史」


01 雨の多い日本の気候
02 和傘のルーツは「きぬがさ」
03 雨傘の登場
04 徳川時代の傘
05 岐阜で傘つくりが盛んになった理由


岐阜で傘つくりが盛んになった理由

それでは、なぜ岐阜で傘つくりが盛んになったのでしょうか。 岐阜の輪中地域では例年の水害により苦しめられてきましたが、藩の財政も逼迫し、藩士も内職として傘つくりに励みました。それというのも、
  1. 品質のよい竹が採れた
  2. 傘に張る美濃紙の生産が発達していた
  3. 山間部では、防水用として紙に塗るエゴマが多く栽培されていた
  4. 傘つくりはさしたる資本や道具も必要なく、また老幼を問わずに生産できた
といった条件が整っていたことが、傘つくりの盛んになった要因として挙げられます。
つくられた傘は、やがて周辺の仲買人が江戸や京へと出荷して、次第に美濃傘としての名声が高くなって行ったのです。



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