藤沢商店を訪ねて
さてそこで岐阜の和傘について話を伺うおうと、藤沢商店社長の藤沢健一さんをお訪ねしてみました。藤沢商店は問屋さんなのですが、いわゆる製造問屋といわれるもので、たんに製品を仕入れて売買するのではなく、複雑な分業体制で作られている傘の製造全般に関わりながら采配をふるいます。藤沢さんの言葉を借りて言えば、「オーケストラの指揮者みたいなもの」です。いきおいすべてのパーツに精通していなくては仕事になりません。そのことは、いろいろお話を伺っているうちにヒシヒシとこちらに伝わってきました。とにかく質問すれば間髪を入れずに答えが返ってくるのですから、驚くしかありません。久しぶりにプロらしいプロに会ったように思いました。 |