[ウェブマガジン] WEB MAGAZINE vol.003



第3回「美濃縞」


01 美濃と綿
02 美濃縞のおこり
03 もめん伝承
04 羽島市立中央公民館の美濃縞講座
05 美濃縞・尾張縞に出会うには


羽島市立中央公民館の美濃縞講座

中央公民館の講座は、開講して丸7年になります。現在の受講者は30名弱。江戸時代の手法を忠実に追体験しようと、畑に綿花を植えることからはじめ、収穫し、手でつむぎ、染色し、織るという、手間と時間のかかる行程で制作します。それでも1年目にはテーブルセンターを、2年目には着尺半反を、以降は一反以上を織り上げるそうです。 開講時から続けている参加者もいて、5月半ばの綿の種まきから2月の作品展まで、こだわりのある「ものづくり」がコツコツと行なわれています。

刷毛目縞、滝縞、崩し縞、子持格子縞、碁盤縞・・・。 佐貫さんらが資料とする江戸時代の縞帳には、多種多彩な美濃縞のデザインがあらわれています。縞の間隔を変え、太さを変え、糸の交差と配色を考慮した直角のルールに遊ぶデザインのおもしろさは、底知れぬ広がりを感じさせます。そんな、先人たち、しかも無名のデザイナーたちの日常着に対するセンスに触れるだけでも、充分に楽しいものです。








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