郡上八幡にただ一軒のこる渡辺染物店の店先。酒屋、おみやげ屋など、町の中には、ここでつくられたと思われる藍染めののれんをかかげたお店が多い
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渡辺染物店
この町で藍染めが始まったのは、約430年前。そのころ創業し、現在で14代目の紺屋(こうや=藍染めの店)を営む渡辺庄吉さんを訪ねました。大正時代まで、八幡町には紺屋が17軒あったそうですが、安い化学染料の普及により、現在では「渡辺染物店」(屋号=菱屋)がただ一軒残るのみ。全国にも生粋の紺屋はめずらしく、5年前から長男の一吉さんも家業に加わり伝統の技を守っています。
土間に埋め込まれた藍液の「瓶」をはじめ、約150年前に建てられた仕事場と道具類約3千点は岐阜の有形民俗文化財、庄吉さんも重要無形文化財。しかし、庄吉さんは、こちらの緊張を笑いに変える、ストレートかつ豪快で、ややブラックなユーモアのセンスをもったお人柄で、取材陣はあっという間に圧倒されてしまいました。
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